こんにちは。行政書士事務所リライアブルパートナーズ・丸山です。
今回のブログセミナーも引き続き、「相続手続き」をお届けします。
前回は、相続手続きで困難になるところについて触れました。
相続は準備が早ければ早いほど、円満に、円滑に終えることができると感じていただけたなら幸いです。
*前回のセミナーをご覧になりたい方は、こちらから
さて5回目は、「共有地相続・二世帯住宅の相続」について解説します。

相続に”共有”があるときは要注意!

相続でややこしい状態になる原因第一位が共有。
共有とは文字どおり複数人が一つのものを一緒に持っている状態です。
「そんなことが起こるのか??」という声が聞こえてきそうですが、
実はあるんです。そう、あなたの家や土地!
たとえば、頭金をご両親に出してもらって、持分の一部をお義父さん名義にしてませんか?
税金対策として、あるいは家の増改築で住宅ローンを借りるとき、知らぬ間に持分が半々になっていませんか?
こうなっているともう、動かしようがありません。
貸す場合は持分過半数の同意が必要となり、処分、売る場合なら全員の同意が必要となります。
もちろん、壊す場合も同じです。
ここで怖いのは・・・万が一、持分の一部を所有するお義父さんが認知症になったとき。
そう、処分が出来ません。なぜならば、過半数を持つお義父さんが意思を見せることができないからです。
「大丈夫!お義父さんの印鑑の場所ならわかっているから」
ちょっと待って下さい! 本人以外が本人の印鑑を使用してしまうと、私文書偽造罪になります。
さらに、不動産は法律で決まった手続きにより登記が必要ですから、
公正証書等不実記載罪という犯罪にもなりかねないのです。
しかし、実際には法に触れる、犯罪になりうると知らずに、良かれと思ってやろうとしているケースが多々あるのです。
そして、この行為は、相続人に先に贈与したことになり、取り壊した場合は土地の価格の上昇を招くことから、
後々の相続が複雑、困難になり、混乱するのは間違いないでしょう。

昔は出来ていたのに、今は出来なくなったことがたくさんあります

現在では不動産登記で配偶者や子が来た場合はチェックされるので、上で挙げたような問題にはならないと思われます。
でもそれは、言い換えれば・・・そのまま登記を移してもらえない可能性が高いことを示しているのです。
実はこれは預貯金にも言えることです。
地方銀行も徐々に不動産同様に預貯金の情報を教えてくれなくなって来ました。
昔は当たり前のように出来ていた・してくれていたことが、今では出来なくなっている・・・ここが大きな落とし穴です。
だからこそ、あらかじめ予防線を張っておくべきなのです。

成年後見人の活用で予防線を張りましょう!

複雑難解な問題は、相続を争族につなげてしまいます。
これらの問題が出てきたら、あるいは出てくる可能性があるときは、速やかに専門家の活用をおすすめするのはもちろんこと、
ぜひ、成年後見人の活用をご検討ください。
成年後見人の負担は確かに大きいです。しかし、一番大変なのはスタートラインの手続きです。
申請する際の一部書類の作成は行政書士でもサポートが可能です。
相続の問題はあらかじめの準備でお金はかかりますが、しっかり備えておくことでスッキリ片付けることができます。
リライアブルパートナーズでは、お電話のほか、メールフォームからもご相談を随時受け付けております。
北の大地の頼れる相棒として、誠心誠意対応させていただきます。
とくに、恵庭・千歳での相続、遺言のお悩みは、千歳のリライアブルパートナーズにお気軽にご連絡、ご相談ください。
また、市民会館などお近くの会場で、定期的にセミナーや相談会も開催しています。あなたのお役に立たせていただきます!

次回は、「遺産分割協議と成年後見」についてお届けします。
またよろしくお願いします!

「相続手続き」について、さらに詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!
◆ 「相続手続き」ブログセミナー: 
財産・相続人の確定 遺産分割協議書・生命保険 実際の相続に関する様々な手続き 相続手続きで困難になるところ 共有地相続・二世帯住宅の相続 遺産分割協議と成年後見 遺産分割協議と遺留分 相続税の改正 不動産の相続 セミナー一覧
 
◆ 該当メインページ: 
相続・お墓・後見

この記事を書いた人

丸山 達也行政書士事務所リライアブルパートナーズ 代表
日本行政書士会連合会、北海道行政書士会札幌支部、一般社団法人北海道成年後見支援センターに所属。「頼れる相棒」としての行政書士を目指し、千歳・恵庭・札幌を中心に、暮らしに役立つセミナーや相談会を開催しているほか、ホームページやブログ、facebookを使い、「知っておいてよかった!」と思っていただけるような情報を発信しています。