こんにちは。行政書士事務所リライアブルパートナーズ・丸山です。
今回のブログセミナーも引き続き、「相続手続き」をお届けします。
前回は、戸籍の取得、財産の確定について触れました。
最初から面倒な手続きが重なりますが、不動産をお持ちの方は必要な作業。
コツコツと、ひとつひとつ着実に手続きを進めていきましょう。
*前回のセミナーをご覧になりたい方は、こちらから
さて2回目は、「遺産分割協議書と生命保険」について解説します。

遺産分割協議書

遺産分割協議書の内容は遺産分割について決まったとおり記載すれば大丈夫です。
(と言っても、不動産も銀行口座も事細かく記載しておかなければなりませんが。)
さらに、遺留分を侵害するような分割協議の場合、後から減殺されると面倒です。
普通は合意しているのだから遺産分割で遺留分は出てこないと思いますが、一応気をつけましょう。
法定相続分は必ず守るべきものでは無いので、遺産分割においては自由に分配することができます。
ただし、お墓や仏壇、生命保険金は分割対象にはなりませんのでお気をつけください。
お墓を次ぐ人は結局お金がかかりますので多めに分配されることが多いですが、これも絶対ではナイです。
不動産は、なるべく登記のとおりに、
口座は、口座番号がわかるようにし、
有価証券、そして…負債の記載も忘れずに…。
後は相続人全員の署名と印鑑を押せば完成です。
実印ですよ?三文判はダメです。
そして、一人でもなかったり、勝手に押したりとなると、その分割は無効です!ご注意を。
ここでポイントになるのが、分割できない財産、すなわち不動産です。
土地が複数あっても土地そのものは売却しない限り、固定資産税がかかっていきますし、
もらわなかった人から見れば相続分が少ないように感じるなかなか厄介な代物です。
もちろん売却したり運用したりで大きなプラスももたらします。
一般的に相続でもめてしまうのがこの不動産です。
財産が余りある人はお金と土地をバランスよく分配出来ますが、
普通は人生最大の買い物であった不動産より高価な財産を分けるだけあるということは珍しいでしょう。
そのような場合には、やはり現金で分ける必要があります。

生命保険

あまり良い印象をもたれないことがある生命保険。
しかし、これが大変役に立つのです!
生命保険は、一括で大きな現金が素早く入るという非常に大きな特徴を持っています。
遺産分割の対象にはならないので、よほどのことが無い限り、受け取り指定した人が受け取ることになります。
亡くなった方が受取人の場合、相続財産のうち現金が増えるので、分割方法に無理が出ない形を取ることが出来ます。

一般的な家庭こそ相続で揉める可能性がある!?

「相続? それって、お金持ちだけの話でしょ?」
「ドラマのような相続争いなんかうちとは無関係だろう」
いえいえ、実のところ、そうではないのです。
一般的な家庭こそ相続で揉める可能性があります!
(司法統計によれば、相続で争いが起きている方のおよそ7割が一般的な家庭なのです)
家、土地、車、お墓、生命保険などなど、
相続に関係してくるものは、どれもこれも、あなたの身近にあるものばかり。
相続を争族にしない…
そのためには、「(揉めない)だろう」ではなく、「(揉める)かもしれない」という考え方をおすすめします。
「どこから考えたら、準備したらいいかわからない…」
そのようなときには、身近な専門家である、行政書士、司法書士、弁護士の活用もひとつの方法です。
リライアブルパートナーズでは、お電話のほか、メールフォームからもご相談を随時受け付けております。
北の大地の頼れる相棒として、誠心誠意対応させていただきます。
どうぞお気軽にご連絡、ご相談ください。

次回は、「実際の手続き」についてお届けします。
またよろしくお願いします!

「相続手続き」について、さらに詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!
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この記事を書いた人

丸山 達也行政書士事務所リライアブルパートナーズ 代表
日本行政書士会連合会、北海道行政書士会札幌支部、一般社団法人北海道成年後見支援センターに所属。「頼れる相棒」としての行政書士を目指し、千歳・恵庭・札幌を中心に、暮らしに役立つセミナーや相談会を開催しているほか、ホームページやブログ、facebookを使い、「知っておいてよかった!」と思っていただけるような情報を発信しています。